自分をなくしていませんか
会話を続けるのは難しいと感じる人がいます。
意見が食い違った時に、つい彼の話に理解をしめそうと、無理して同意するために、「そうね…」などと話が続かない相槌になってしまったり。
意見が違う時に、自分の気持ちを飲み込んでばかりいると、その気持ちが相手に伝わるのです。
彼は「自分というものがない子だなぁ」と感じてしまうことでしょう。
では「私はこう思う」と主張すればいいのかというと、それはそれで「自己主張の強い子」というレッテルを貼られてしまいます。
自分の意見を伝え、相手の気分を壊さないためには、このバランスの取り方が重要になってくるのです。
あなたは、「価値観が合う」ということを恋人の条件にしていますか?
確かに価値観が同じ、趣味が同じなら、話もしやすくスムーズにお付き合いができそうです。
でも、それにこだわると、狭い範囲の中でしか恋人選びができなくなる恐れがあります。
また好きになってしまった男性と価値観や趣味が違ったら、どうですか?
なんとか合わせなきゃと思ってしまうことでしょう。
ここで考え方を変えてみる事を提案します。
彼とあなたは「違うから面白い」のです。
これは人間関係を構築する上で重要なファクターです。
女性の特性として、同じタイプの女性とグループを作る傾向があります。
同じタイプだと安心するのです。
でも、果たしてそれだけでいいのでしょうか。
世界が狭くなりませんか?
まったく違う考え方、考えてもいなかった趣味を持つ相手との「違い」を楽しんでみませんか?
きっとあなたの視野を広げてくれるでしょう。
機会を逃さず
彼と価値観や趣味や意見が違ったら、それをチャンスととらえて、興味を持ってみて下さい。
「へぇ、そんな考え方もあるんだね」という相槌が出てきたら成功です。
そして、彼の意見を聞いた後には「私はこう思っていたんだけど、あなたみたいな考え方もあるんだね。とても新鮮だし面白いね」と。
これで、彼はあなたの意見を知りつつも、不快になることはありませんし、あなたに言われたことにより、違いのあるお互いを面白く思い、あなたを特別な人と考えるようになるに違いありません。
もし、「ちょっと待って!私はこう思うんだけど」と、反論するように伝えてしまったら、彼は良い気分にはなれなかったでしょう。
これは、癖や嗜好についても同じです。
たとえばあなたが苦手な食べものを好きな彼と食事を行くとき。
彼の希望を通せば、あなたは辛いところです。
でも「イヤだなぁ」と思いつつ行くと、気分もダウンしている上にイヤイヤ食べるのでうんざりする食事になってしまいます。
それはもったいないです。
そうなったら、「美味しく食べるために、彼に教えてもらおう」という気持ちになって行ってみましょう。
どんな食べ方が美味しいか、彼はどんなところが好きなのか語ってもらうのです。
それでも、やっぱり無理だったら「うんうん。さすが、スポーツマン。やっぱりガッツリ系が好きなんだね!わたしはもう少しサッパリしてると食べやすいかな。オススメはある?」と、次の提案をしてみるというのはどうでしょう。
彼も次の提案を考えてくれると思います。
この彼のウンチクを聞いた後に、「うーん。やっぱり私苦手だわ」と、バッサリ言ってしまうと、おそらく彼はつまらないと思うでしょうし、それなら他の店に行けばよかったじゃないかと思ってしまいます。
大事なことは、否定するのではなく、提案することです。
ちょっとした気遣いで、あなたの気持ちの発信が変わります。
彼との違いを楽しみましょう。
「なぜそれが好きなのかな?」と、彼のことがわかるよう興味を持って下さい。
コメントを残す